働くうえで何を重視するのか?
ビジネスパーソンが選ぶ働きやすい会社の条件1位は「年次有給休暇の取りやすさ」、2位は「実労働時間の適正さ」、3位は「社員の定着率」となっています。 なお、厚生労働省の調査によると、2009年の労働者一人当たりの年次有給休暇の取得率は47.4%でした。
働きやすい会社として、現役のビジネスパーソンが「有給休暇の取りやすさ」を重視しているのは、生活重視の立場からも当然といえます。 しかし、「働くことよりも有給休暇に関心が強いのか」と誤解される恐れがありますので、面接時などの公式の場では、こうした質問は控えたほうが無難でしょう。
また、それ以外の注目すべきポイントとして、4位の「人事考課の結果伝達の有無」も見逃せません。 同8位にランクインした「人事考課の評価基準公開の有無」とあわせて、いかに人事考課の透明性を重視しているのかがわかります。