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志望分野(業界)の絞り方

興味のある分野があり、自分の性格とマッチしていると思われる業界があるのであれば、それを選ぶべきです。 もし、そういう業界がないという場合は、景気変動の影響が少なく、隠れた優良企業の多い業界を見つけましょう。そのためには、以下の5項目をチェックします。

  1. 売上高が拡大傾向で推移していて、成長力があるか。
  2. 黒字経営で推移している会社が多く、収益力のある業界か。
  3. 財務内容の良い会社が多く、安定度の高い業界か。
  4. 商品別にトップクラスの市場占有率を持つ企業が多い業界か。
  5. 国内需要だけでも存続維持が可能な業界か。

とくに(5)について、輸出の急減でも赤字に転落しない業界は、内需型製造業(食品、化粧品、医薬品など)やインフラ関連(電力、鉄道、通信など)になります。 2008年発の世界同時不況でも、黒字経営で推移した企業が多い業界などもこれに該当します。

働きやすい業界はどこか?

極端な業界は別として、働きやすいか否かはその人の処世感や能力、性格などにより異なってきます。これは企業の場合でも同様です。

この判断は難しいので、周囲の意見や会社訪問時の社内の雰囲気、言動、もしくは取引先や業界紙などの情報収集で判断していくことになります。

運悪く就職が上手くいかなかった方は、新しい業界にチャレンジするのもよいことだと思います。 当然、それまでとは違う分野に行くことになるので、苦労やリスクもありますが、長い人生を考えれば、チャレンジする価値はあります。 異業種への転職でも、同職種への転職なら、リスクは比較的少なく、いままでのキャリアを活かすことができるでしょう。